2025.07.01 無料で始める!中小企業の情報セキュリティ対策5選

「無料から始める!中小企業の情報セキュリティ対策5選」
〜まずは“やれること”から、被害を防ぐ第一歩〜

中小企業の経営者の皆さん、「うちは狙われるほどの情報はないから大丈夫」と思っいませんか?
実はその“油断”こそが、サイバー攻撃の標的になる最大の理由の一つです。

最近のサイバー攻撃は、大企業だけでなく、セキュリティ対策が手薄な中小企業を狙傾向が強まっています。とはいえ、対策にコストをかけられないという声もよく聞きます。そこで今回は、無料または低コストでできる中小企業向け情報セキュリティ対策を5つご紹介します。

【1】パスワードの強化と管理の徹底

安易なパスワード(例:123456、password)は絶対NGです。
英数字・記号を組み合わせた12文字以上の強固なパスワードを推奨します。無料で使えるパスワード管理ツール(例:BitwardenやKeePass)を導入すれば、運用の手間も大幅に軽減できます。

【2】Windowsやソフトの自動アップデートをONにする

脆弱性(ぜいじゃくせい=ソフトの穴)を突かれることが多いため、常に最新の状態に保つことが重要です。特にOSやブラウザ、Microsoft Officeなどは自動更新を有効にしておきましょう。

【3】無料のウイルス対策ソフトを使う

Windowsには「Microsoft Defender」というウイルス対策機能が標準搭載されています。基本的な防御はこれでも十分。ただし、不安な場合は無料のセキュリティソフト(例:Avast、AVG)を併用するのも選択肢です。

【4】怪しいメールを開かない教育

従業員が不審なメールを開かない・添付をクリックしない・返信しないようにするだけでも、攻撃の多くは防げます。月1回の簡単な社内周知や、不正メール訓練サービスの活用が効果的です。

【5】「USBメモリ禁止」などのルール整備

情報漏洩の原因は人が引き起こすケースが多く、社内ルールの整備は超重要です。特に、私物のUSBや私用PCの使用制限をルール化しておくだけでリスクは大幅に軽減されます。

これらの対策は、すぐにでも実施できるものばかりです。大がかりなシステム導入よりも、まずは「やれることをやる」ことが被害を防ぐ一番の近道です。

そして、少し慣れてきたら、UTM(統合脅威管理)機器の導入や、メール訓練・セキュリティ研修なども視野に入れてみてください。当社では中小企業向けに、低コスト・高効果の導入支援も行っています。

「明日はあなたの身に起こるかもしれません。お気をつけください!」
ご不明な点があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

では今日もセキュアな1日を!

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