AI活用の時代にこそ求められる「セキュリティリテラシー」—利便性の裏に潜むリスクとは?
1週間くらい前から、急に蝉の声が騒がしくなりましたね。
これからお盆にかけて、猛暑が続くと思いますが、みなさんくれぐれも熱中症対策に抜かりの無いようにお気をつけ下さい。
さて、生成AI、クラウドAI、業務アシスタントAI…。
ここ数年、AI技術は爆発的な進化を遂げ、中小企業でも日常業務での利用を検討されるケースも増えてきました。
社内文書の作成、営業メールの下書き、スケジュール調整や議事録の自動化まで、AIの恩恵は計り知れません。しかしその一方で、「AIを使うこと」自体が新たなセキュリティリスクを生み出していることをご存知でしょうか?
AIが引き起こす“うっかり情報漏洩”の現実
例えば、ChatGPTに対して「お客様の見積データを要約して」と指示する場面。
この時、個人情報や機密データをそのまま入力してしまえば、AI側に意図せず情報を渡してしまうことになります。
もちろん多くのAIは適切な利用ガイドラインを設けていますが、「うっかり入力」や「社内でルールが共有されていない」ことが原因で、情報漏洩につながる事例が増えています。
また、AIを騙って偽のメッセージを送りつける“AIフィッシング”も登場しており、従来のセキュリティ対策では防ぎきれないケースも出始めています。
求められるのは「技術」よりも「意識」と「教育」
AIやクラウドの活用は、これからのビジネスにおいて避けて通れません。
だからこそ、社員一人ひとりが「なにを入力してはいけないのか」「なにがリスクになるのか」を理解しておく必要があるのです。
技術的な対策だけでなく、セキュリティリテラシーを高める研修や教育の仕組みが、これからの企業の生命線になります。
UTMなどの防御も、あくまで「土台」
もちろん、AIフィッシングや不正アクセスに備えたUTM(統合脅威管理)などのシステム的な防御策も不可欠です。
特に CheckPoint社のUTMは、最新のAI攻撃にも対応する設計がなされており、クラウド連携も強みです。
ただし、それも社員のセキュリティ意識があってこそ真価を発揮します。
技術と教育、その両輪があってはじめて、AI活用は「安全な武器」になるのです。
AIを便利に使う時代だからこそ、ルールとリテラシーの再確認を。
「そんな基本的なこと、今さら…」と思った方こそ、見直すべきタイミングかもしれません。
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では今日もセキュアな1日を。