2025.08.21 社員教育がカギです!

「社員教育がカギ!サイバー攻撃を防ぐ社内ルールづくり」


おはようございます。
木曜日のブログテーマは「社内ルールや教育ネタ」です。

近年のサイバー攻撃は、技術的なセキュリティ対策だけでは防ぎきれないケースが増えています。特に中小企業においては、社員一人ひとりの行動が企業全体の安全性を大きく左右します。そこで重要になるのが「社内ルール」と「教育」です。

例えば、標的型メール攻撃(特定の企業や個人を狙った偽装メール攻撃)では、技術的に巧妙な手口であっても、受信者が「不審だ」と気づき、開封しなければ被害は防げます。逆に、社員がルールを知らなければ、いくら高価なセキュリティ機器を導入しても意味をなさないこともあります。

効果的な社内ルールづくりのポイントは以下の通りです。
1. パスワード管理の徹底
「123456」や「password」などの単純なパスワードは攻撃者にとって格好の標的です。最低限8文字以上、英数字や記号を組み合わせたパスワードを推奨しましょう。
2. メールの取扱いルール
「知らない送信元からの添付ファイルは開かない」「怪しいリンクはクリックしない」など、誰でも守れるシンプルなルールが有効です。
3. USBメモリなど外部媒体の利用制限
ウイルス感染や情報漏洩のリスクを減らすため、持ち込みや社外利用について明確なルールを定めておくことが大切です。
4. インシデント報告体制の整備
「おかしい」と感じたら、すぐに担当者へ報告できる体制をつくり、報告した社員が責められない雰囲気をつくることも忘れてはいけません。

ルールは紙で配布するだけでは意味がありません。定期的な研修や不正メール訓練を通じて、社員が実際に「体験」することが定着につながります。当社では、こうした社内教育をサポートする セキュリティ研修サービス や 不正メール訓練サービス をご提供しており、多くの中小企業様から「社員の意識が一気に変わった」と好評をいただいています。

サイバー攻撃から会社を守るのは、経営者やシステム担当者だけではなく、社員一人ひとりです。ルールと教育をセットで整備し、組織全体で守る文化を育てていきましょう。

ご不明な点がありましたら、いつでもお気軽にお問い合わせください。
個別の無料相談も受けたわまります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA